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03) 独自認証SSLの設定

ここでは、独自認証SSLの申請や設定をすべてお客さまにて行う場合の、サーバー側の作業内容をご案内いたします。

クイック認証SSLオプションをお申し込みの場合には、当ページの作業はすべて弊社にて請け負いますので、お客さまでの作業は不要です。

※独自認証SSLを利用するには、3つの方法があります。詳細はこちらをご参照ください。


独自認証SSL利用の流れ

1) サーバよりCSR発行
2) お客さまにて電子認証業者と契約
3) 電子認証業者より発行されたcert証明書をサーバにインストール

1)と3)の作業は、コマンド操作にて行います。このページでご案内する作業は、SSH接続やコマンド操作、「vi」コマンドの利用が可能なお客さまを対象としています。作業がご不明な場合には、設定代行オプション「独自SSL」をお申し込みください。


CSRの発行

CSRの発行にあたり、事前に以下の情報をご用意ください。
全て英語表記の情報が必要です。
項目名説明
Country Name (国名) JP 国別コード(2バイト) 
State or Province Name (都道府県名) Tokyo 英語表記で、ドメイン登録情報と同じもの 
Locality Name (市町村名) Shibuya 英語表記で、ドメイン登録情報と同じもの
Organization Name (組織名) Example 英語表記で、ドメイン登録情報と同じもの
Organizational Unit Name (部署名)Example Department 英語表記で、ドメイン登録情報と同じもの 無ければ空白
Common Name (コモンネーム) www.example.com 登録するSSL接続のドメイン名です。
Email Address (メールアドレス) example@example.jp ドメイン登録情報と同じもの
Domain (ドメイン名) example.com ドメイン名


サーバーにSSH接続を行います。
※「% 」はその行がコマンドであることを表す記号です。「% 」は入力しないでください。

以下のコマンドで、SSL証明書用のディレクトリ「ssl」を作成します。
既にSSLをインストールしたことがある場合には、上記ディレクトリが作成済みです。その場合には、「ssl」ではなく「ssl_2010」など別名のディレクトリを作成してください。ディレクトリは上書きされないようご注意ください。
% mkdir ~/ssl

上記で作成したディレクトリに移動します。
% cd ~/ssl

秘密鍵を作成します。
% openssl genrsa -des3 -out privkey.pem 2048
Generating RSA private key, 2048 bit long modulus
...................+++
.......................................................................................+++
e is 65537 (0x10001)
Enter pass phrase for privkey.pem:マスターユーザーIDを入力します。
Verifying - Enter pass phrase for privkey.pem:マスターユーザーIDを入力します。

CSR発行のコマンドを実行します。
% openssl req -new -key privkey.pem -out ssl.csr
Enter pass phrase for privkey.pem:マスターユーザーIDを入力します。
You are about to be asked to enter information that will be incorporated
into your certificate request.
What you are about to enter is what is called a Distinguished Name or a DN.
There are quite a few fields but you can leave some blank
For some fields there will be a default value,
If you enter '.', the field will be left blank.
-----Country Name (2 letter code) [GB]:JP
↑国別コードを入力します。
State or Province Name (full name) [Berkshire]:TOKYO
↑都道府県名を入力します。
Locality Name (eg, city) [Newbury]:SHIBUYA
↑市・区名を入力します。
Organization Name (eg, company) [My Company Ltd]:GMO CLOUD K.K.
↑組織名を英語表記で入力します。
Organizational Unit Name (eg, section) []:RSJ Dept
↑部署名を英語表記で入力します。
Common Name (eg, your name or your server's hostname) []:DOMAIN-NAME.COM
↑SSL接続時に利用するドメイン名を入力します。
Email Address []:info@example.com
↑担当者のメールアドレスを入力します。

Please enter the following 'extra' attributes
to be sent with your certificate request
A challenge password []:[ENTER]
An optional company name []:[ENTER]

秘密鍵から、CERT用パスフレーズ解除の鍵ファイルを作成します。
% openssl rsa -in privkey.pem -out ssl.pk
Enter pass phrase for ssl.pk:マスターユーザーIDを入力します。
writing RSA key

以上で、CSRの発行が完了します。

以下のコマンドでディレクトリを閲覧し、「ssl.csr」「privkey.pem」が作成されていることを確認します。
% ls -la
total 3
drwxr-xr-x 2 ウェブadmin vuser 512 Dec 22 13:36 .
drwx------ 10 ウェブadmin vuser 512 Dec 22 13:35 ..
-rw-r--r-- 1 ウェブadmin vuser 963 Dec 22 13:45 privkey.pem
-rw-r--r-- 1 ウェブadmin vuser 741 Dec 22 13:45 ssl.csr

「privkey.pem」の情報を電子認証業者に提出する必要はありません。このまま設置しておいてください。

電子認証業者と契約を行う際、上記の「ssl.csr」が必要になります。
以下コマンドで「ssl.csr」の中身を取得します。
% more ssl.csr

以下のようにファイルの中身が表示されます。
-----BEGIN CERTIFICATE REQUEST-----
MIIB6TCCAVICAQAwgagxCzAJBgNVBAYTAkpQMQ4VUb2t5bzEQMA4G
A1UEBxMHU2hpYnV5YTEQMA4GA1UEChIElMCMGA1UECxMcUmFwaWRz
aXRlIE9wZXJhdGlvbiBkaXZpc2lvbjEYMBYGA1UEAd3LmV4YW1wbGUuY29t
MSQwIgYJKoZIhvcNAQkBFhV3ZWJtYXN0hhbXBsZS5jb20wgZ8wDQYJKoZI
hvcNAQEBBQADgY0AMIGJAoGBALkv1Kjc9issPrlc/QAdzVu2w1gj9JoUjl
FBLRI7CLe52dx4BGJkv3LxrvGt3nF707jTheFNCK2/JHWpp8/+OCOA4Yng
qDPbAKp0gMKwHLkEeZpztMEIKWFAfwGQxytajik9AML9dXk+KdMiNnj1t
iXPFAgMBAAGgADANBgkqhkiG9w0BAAOBgWKXEHmK6KcAtOoa0ydm9
fjm9Mu1dNglnfJMHphHpcG+Qxotn6p5qcL/7QORYeZGPY9CYS38gyZpJ
/cmoT7PMVjCxvGrk2j+QSuSv2ZudLIuXjHnoyjzdCMxj5q/8AyOOhK/av
FturwaMT8VdmC5tFjA==
-----END CERTIFICATE REQUEST-----
上記をすべて選択、コピーし、別途テキストファイルに保存します。
この内容は絶対に変更せず、改行の状態が変わったり、余白、タブなどが挿入しないようご注意ください。

このCSR情報を添えて、電子認証業者とご契約ください。
電子認証業者よりcert証明書が発行されたら、次の項目を参考にサーバーへインストールを行います。



cert証明書のインストール

電子認証業者との契約が完了すると、以下のようなcert証明書が発行されます。
以下は例です。実際の証明書ではございません。
-----BEGIN CERTIFICATE-----
HIID6zCCA1SgAwIBAggjrpeurtiasuerjtcWPSQYJKoZIhvcNAQEFBQAw
gYEAvDj84trOc+R+mBOQptMZ1dSRiFx3Zep5tF3YP8jkW5jh8e8sd
Ly9jcmwuY29tb2RvamFwYW4uY29tL0NvQ0EuY3JsMDOgMaAvhi1o
DwGDVQQLEwhJbWFpenVtaTEmMCQJvdmlkZWQgYnkgQ29tb2RvIEph
cGFuIEluYy4xJDAiBgNVBAsTG0NvbW9kbiBFbnRlcnByaXNlIFNTTDEW
MBQGA1UEAxMNd3d3LmRtZi1lLmNvbTCkiG9w0BAQEFAAOBjQAwgYkC
gYEAvDjH4trOc+R+GGOQptMZ1dSRiFx363hp5tF3YP8jkW5jh8e8sd
X5jhWLdCLgOb2wxhkGpmQ7X9OKTEZtO3CMyBvSo7pankGXetpG
MEYGA1UdIAQ/MD0wOwYMKwMQECAQwYBBQUHAgEWHWh0dHBz
Oi8vc2VjhdXJlmNvbW9kby5uZXQvQ1BTMGkwMqAwoC6GLGh0dHA6
Ly9jcmwuY29tb2RvamFwYW4uY29tL0Nv0EuY3JsMDOgMaAvhi1o
dHRwOi8vY3JsMi5jbHHHHH9qYXBhbi5jb20YW5DQS5jcmwwDQYJ
KoZIhvcN98989898gYEAUeC0SdtTccG5Ctt1fVXUBfeufONxqzZj4ralk
xJOuASIw31UlVfrDbXZ5IGYAXjvNSy6Y0hHFqHXIMpPTw9EEagG
K42+44GitTyxh+YGdUxC+4erywrtywry3wAR0OgPoAY84Txms=
-----END CERTIFICATE-----

この証明書を、CSRを発行したディレクトリに設置します。
ここでは「vi」という特殊な編集コマンドを利用します。viコマンドを理解されていない場合は、実行しないでください。
viコマンドのご利用方法はサポートの対象外となります。専門書籍等にてお調べいただけますようお願いいたします。
% vi ssl.cert

viコマンドによる編集画面が開いたら、コピーしたcert証明書の情報を貼り付けssl.certとして保存します。

次に以下のコマンドを入力します。
% openssl rsa -in privkey.pem -out ssl.pk
パスフレーズを質問されますので、CSR発行時に設定した「マスターユーザーID」を入力します。
同ディレクトリ内に「ssl.pk」というファイルが生成されます。

SSLの更新時など、同サーバーに以前SSL証明書をインストールしたことのある場合は、以下のコマンドを実行後、次にお進みください。
% sslctrl remove

続けて以下のコマンドを実行します。
% sslctrl installpkey < ssl.pk
% sslctrl installcsr < ssl.csr
% sslctrl installcert < ssl.cert

確認コマンドを実行します。
% sslctrl enable
「ERROR: SSL already enabled.」とエラーメッセージが表示されますが、既にSSLが有効であるという確認メッセージなので問題はありません。

以上で証明書のインストールが完了します。
登録したコモンネームでSSL接続が可能になっているかどうかをご確認ください。
https://www.example.com


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